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勉強会の予定・記録

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2001-07-26

第21回 図書館と著作権を考える

20:12 | はてなブックマーク - 第21回 図書館と著作権を考える - 勉強会の予定・記録

日時

2001年7月26日(木)

会場

附属図書館3階研究開発室

発表者

吉田誠(京都大学工学部物理工学系図書室)

参加者

吉田、呑海、後藤、佐野、清嶋、天野、大橋、高田、堀部、江上、山中、

藤原、赤澤

資料


今回のまとめ

概要:

1.著作権とは→概説です。


2.図書館サービスと著作権

・著作権31条による複製権の制限と図書館での複写の実態の差がかなりあるということで、その差を埋めるための3つの主張(立場)が紹介されました。

・ILLと著作権については、FAXやインターネットを利用したILLサービスにおける公衆送信権をめぐって、法律の解釈をめぐり、著作権者と図書館の現場とで差があるということで、それぞれの主張(立場)が紹介されました。

#勉強会上で、「公衆送信権」の概念は理解し難いとの雰囲気でした。


5.まとめにかえて

発表者吉田さんとしては、「著作権を守る」派というわけではなく、「著作権と実態のずれをなんとかしなくては派」であるとのこと。


感想など:

16ページの大部の資料とホワイトボードを使っての発表。今まで「著作権というと難しい」というイメージがあったのですが、吉田さんのくだけた解説により、著作権セミナーの講演よりも、興味深く聞けた気がします。

著作権上の違法行為と、契約違反があって、「著作権的には違法であるが、契約上、反していない」という場合と、「著作権的には合法であるが、契約違反である」という場合があること今回知りました。

個人的に思ったのは、法律って、解釈次第でどうともとれる感じという部分があるなぁということと、著作権が制定されたときから、はるかに状況が変わった今、法律が現状に対応できてない感じがしました。


★時間の都合により、今回は「3.電子図書館と著作権」、「4.デジタルネットワーク上の著作物の流通」の部分の発表は割愛されました。が、ぜひまたの機会にこれは聞きたいとの声があがりました。

(清嶋愛 京都大学情報学研究科図書室)

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