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勉強会の予定・記録

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2003-03-27

第42回 ユビキタス・ネットワーク

21:08 | はてなブックマーク - 第42回 ユビキタス・ネットワーク - 勉強会の予定・記録

日時

2003年3月27日(木)

会場

附属図書館3階研究開発室

発表者

北克一氏(大阪市立大学)

参加者

呑海、脇阪、井上、藤原、筑木、赤澤、江上、大橋、土山、山下、冨岡、吉田

資料

レジュメ

参考:北先生のホームページ


今回のまとめ

 「ユビキタス」(遍在)・・・・どこにいても皆が神の恩恵に与れる、

本来そういう意味を持つこの言葉を、昨今よく耳にする。

 ネットワークの構築によって支えられた「ユビキタス社会」というもの

は、さほど遠い将来のことではないはずなのに、自分の中ではイメージが

曖昧で、なかなか実体の伴わないものだった。

 それを、北先生は「情報」というテーマを通して、身近な例をいくつも

挙げ、具体的にわかりやすく説明してくださり、とても興味深くお話を伺

うことができたと思う。

情報技術の複合的・加速度的な進展に伴い、我々が享受できるメリット

も増大する一方で、おこりうる様々な問題も予想できる。

 また、高度なネットワーク環境において、図書館のありかたも今まで以

上に変化をとげることになる。資料の電子化や業務の外部委託が益々増大

し、「図書館」としての存在の必要性が問われることになるであろう。

「いつでも」「どこでも」「だれでも」が当たり前になるにつれて、「建

物」としての図書館や職員が軽視されがちになり、「図書館とは一体何を

するところなのか」が問題となってくると思われる。

 時間・空間を超えた社会システムを前提とし、それを最大限に活用した、

「図書館だから可能な」「図書館しにかできない」独自のサービスを提供

していくことで、真の意味での「ユビキタス・ライブラリー」が利用者の

中に浸透することになるのだと思う。図書館職員としての専門性を高めつ

つ、その方法を模索していくことが必要になる。

 

 終りの方で、先生が「人類が文字を発明し、印刷術を発明したことで人

間の生活はそれまでとは一変した。ユビキタス・ネットワークは、それに

次ぐ第3のものだと思う。これを大変なこととばかり考えず、むしろ楽し

む方がいいのでは」とおっしゃった、その言葉が印象的だった。

土山賀子(京都大学工学部図書掛)

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