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勉強会の予定・記録

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2008-03-27

第98回「データベースからデータだけをいただく方法(Web API入門)」

22:22 | はてなブックマーク - 第98回「データベースからデータだけをいただく方法(Web API入門)」  - 勉強会の予定・記録

日時

2008年3月27日(木)

会場

附属図書館3階研究開発室

発表者

林 豊(京都大学附属図書館)

参加者

山下、藤原(直)、筑木、大西、坂本、村上、飯田、江上、天野、山田、辰野、中尾、渡邊(伸)、高城、塩野、山本(奈)、長谷川、北川、赤澤

資料

  • レジュメ

発表者からのコメント

キーワード

Web API,Webサービス,SOAP,REST,マッシュアップ

アブスト

データベースが使いにくいと思ったことはないだろうか?

自分の欲しいデータが望むように手にいれられずもどかしく感じたことは?

その原因はデータベースのインタフェース(≒検索画面,データ提供方法)にあるかもしれない.とはいえベンダからすれば多層なユーザのニーズを先読みして万人にとって使いやすいインタフェースを設計することは困難である.このような文脈では,特定のインタフェースを押し付けるのではなく,多様なインタフェースを成立可能とする《環境》こそを提供すべきだ.

それがWeb API(うぇぶ・えーぴーあい)という技術/サービスである.

もしもデータベースがWeb APIを提供していたら,その気に入らないインタフェースに我慢する必要はない.APIを通じてデータベースからデータだけを抜き取り,自分が設計した使いやすいインタフェースを通じてデータを活用すればいい.(自分で作らなくても誰かが作ってくれるかもしれない.)

さて,まだまだ数は少ないが図書館界隈でもAPIを提供するものが多くなってきた.OCLCはWorldcat Affiliateを提供しているし,京都大学が導入している.Serials Solutionsのリンクリゾルバ360 LINK(旧Article Linker)は2007年6月からAPIを提供している(これを利用したサンプルプログラムを作成したので紹介したい).国内では動きが鈍そうだが,RICOH LIMEDIO v.7はOPACにWeb APIを実装するらしい(そう『図書館退屈男』には書いてある).昨年国大図協が発表した報告書『今後の図書館システムの方向性について』第5章でAPIについても触れられていることが今後の指針となると期待している.

今回はWeb APIの技術的な面に立ち入らないようにしたい.それよりも具体例をたくさん紹介することで「世間のWeb APIを使うとどんな図書館サービスが実現できるのか?」とイメージを膨らませてもらう(マッシュアップしてもらう)のが目標である.

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