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勉強会の予定・記録

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2010-07-30

第124回 京都大学図書館機構の2年後、5年後、10年後―サービス業務を中心に―

22:17 | はてなブックマーク - 第124回 京都大学図書館機構の2年後、5年後、10年後―サービス業務を中心に― - 勉強会の予定・記録

日時

2010年7月30日(金) 18:30-20:00

場所

京都大学附属図書館4F スタッフラウンジ

発表者

相原 雪乃 (京都大学附属図書館情報サービス課長)

参加者

野間口,林,岡部,古賀,福島,西川,江上,藤原,渡邉,渡邊,三本木,梶谷,塩野,長坂,安原,辰野,上山,宮嶋,坂本,八木澤,大前,久保山,大西

概要

京都大学図書館機構の将来構想を踏まえ今後を展望する。

資料

Twitter

  • 20:52 学術情報システムについて話があって終了~ #kul124
  • 20:48 @egamiday 戻ってきて.
  • 20:38 スーパーマンより,走りながらOJTなどで育成しながら... #kul124
  • 20:35 偉大のすばらしい質問→職員像をどうお考えか? #kul124
  • 20:27 部局の図書委員会への働きかけが必要? #kul124
  • 20:24 京大の特殊性について語られ,いろんな方面から攻めていく必要が #kul124
  • 20:06 図書委員制度について語られている. #kul124
  • 20:05 リテラシーで重要なこと,知りたいことをもってくる.次はこう聞いたらいいということをもってかえる.@egamiday #kul124
  • 19:52 リテラシー教育について熱い議論がかわされている #kul124
  • 19:50 ん,半角スペース? #kul124
  • 19:45 リテラシー教育の実効性?について質問→初年次教育だけでなく,いろんなレベルでするのはいいのでは.京大生でも忘れます. #kul124
  • 19:37 他の機関との連携について古賀先生より報告.(さきほど話をふられたので)FD拠点との連携イベント(新任教員への),初年次教育(テキストをつくる際に図書館を1章いれるとか) #kul124
  • 19:32 優秀な人に仕事が集中して回らなくなるような状況にはみえない.結構余裕にみえる.大学がなくなるとか図書館がなくなるとかいう心配していない.全国的な活動をやってくれるとうれしい #kul124
  • 19:30 エネルギーを活かしきれていない.というのは? #kul124
  • 19:28 おどかされてきたので,よいギャップ.若い人が多い.こうしたほうがよいというのは原義書とか回覧とか意外とルーズ #kul124
  • 19:27 外とのギャップ,こうしたほうがよいことありますか? #kul124
  • 19:27 ディスカッションタイム~ #kul124
  • 19:26 最後に職歴紹介→一度は部局の図書室というか先生と近い距離で仕事をしてみたかったなぁという感想 #kul124
  • 19:24 あれ,あんまり知られていない?という感じ #kul124
  • 19:24 学術情報流通基盤の構築に向けての企画.立案.実施等の手法と,対応する知識と技術を習得して,総合的かつ長期的視野を持つ #kul124
  • 19:24 NII実務研修 研修テーマは自分で決める.NIIでのOJT(On the Job Training)を通じて知識や経験を習得する.NIIの課題解決につなげる.#kul124
  • 19:20 JUNUL学術情報委員会でも検討開始する.各大学での意識が低ければ,「要望」「一般論」で終わってしまう. #kul124
  • 19:19 最後に学術情報システム→次に衣替えできず泥沼に入っているような気がする.資料のメタデータ管理と活用のしくみが(個別館・全国レベルともに)資料の多様化に対応できていない,業務形態の変化に対応できていない.次のステージへの移行を進めなければならない #kul124
  • 19:15 「皆さんは,これからどんなことをしたいですか?」 #kul124
  • 19:12 全然違う図書館,例えば本のない図書館を作るとか言うのも可能ではないかなぁと思う. #kul124
  • 19:11 人材,予算,設備,すべてに恵まれている.タイプの異なる図書館がある.勉強熱心.もっとできるだろうにもったいない. #kul124
  • 19:10 課長の思う京都大学図書館→トップレベルの大学図書館(二大巨頭)にもかかわらず,全国を引っ張っている感じではないのが非常に残念. #kul124
  • 19:08 プレーヤー→本部事務局,理事,図書館評議会,部局事務局,委員会,高等教育研究開発推進機構,情報環境機構等,部会,WG,職員 #kul124
  • 19:07 将来構想は全学に認められているので,これからは関係機関と話し合って #kul124
  • 19:06 外からきて分からないのは組織の組み立て.京大は図書館機構としての緩やかな連携.部局の図書館はその部局に属している. #kul124
  • 19:04 一般論で終わらないよう,どこかから具体的にもいきたい #kul124
  • 19:03 全学的なレファレンスの方針策定,レファレンスガイドライン策定,各図書館の役割分担整理,各図書館の役割分担整理,リテラシー教育の関連機関との連携方策(FDとか情報環境機構とか),情報探索入門の見直し(初年次教育への組み込み) #kul124
  • 18:59 10年後利用者支援システムの構築,レファレンス業務の充実,学術情報リテラシー教育の充実.#kul124
  • 18:58 画の部分にかなりの時間を割かないといけない.10年後の図書館はまた違った図書館になっていると思うのでその時その時で見直しは必要となる. #kul124
  • 18:57 計画の部分にかなりの時間を割かないといけない.10年後の図書館はまた違った図書館になっていると思うのでその時その時で見直しは必要となる.
  • 18:55 5年以内に,所掌の整理,サービス内容の見直し,設備の整備計画と整備着手,資料人員配置の移行開始.口でいうほど簡単ではないですが...少なくとも10年後を目指すには必要.#kul124
  • 18:54 2年以内には「総合図書館」「エリア連携図書館」「専門図書館」のサービスレベルを定める.各図書館を3種に分類.各図書館の業務仕分け,ワークフロー整理,資料人員配置計画策定 #kul124
  • 18:52 図書館・室の機能分担→総合図書館,エリア連携図書館,専門図書館に機能をわけて連携.図書館業務の連携・共同化→集中処理が可能な業務(雑誌受入・目録ほか) #kul124
  • 18:50 基本目標と10年後の事業目標 #kul124
  • 18:49 将来構想が発表されて今滑走,離陸前の準備をしているような状態 #kul124
  • 18:47 はじまり.自己紹介.ツッコミどんとこい!(意訳) #kul124
  • 18:46 今イケメンギタリストがきて20人
  • 18:45 はじまり.自己紹介.ツッコミどんとこい!(意訳)
  • 18:43 勉強会メンバーからの自己紹介タイム #kul124
  • 18:40 ku-librarians勉強会第124回[7/30(金)]「京都大学図書館機構の2年後、5年後、 10年後―サービス業務を中心に―」(相原 雪乃課長) http://kulibrarians.hp.infoseek.co.jp/124th/124th.htm
  • 18:35 もうすぐはじまります. #kul124
  • 17:29 懇親会は沖縄料理goyaの予定です。 http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260302/26006240/
  • 17:22 試行ですがハッシュタグは #kul124
  • 17:21 【本日開催!】ku-librarians勉強会第124回[7/30(金)]「京都大学図書館機構の2年後、5年後、10年後―サービス業務を中心に―」(相原 雪乃課長) http://kulibrarians.hp.infoseek.co.jp/124th/124th.htm

参加者の感想 by 林 豊 (京都大学附属図書館情報サービス課相互利用掛)

今回のスピーカーはこの4月に附属図書館情報サービス課長に着任したばかりの相原雪乃さんでした.参加者は学外者3名を含め20人程度.

相原さんは神戸大→NACSIS=NII→北大→再びNII→千葉大(課長昇任)→京大へという経歴です.洋書目録,雑誌,全国レベルの仕事,サービス課長など幅広く担当してきたものの部局図書室で働いた経験がないとこぼされてました.

就任直後の方にお話をうかがうことで「外部から見た京大」を知ることができます.もっとも印象に残っている言葉は「京大は恵まれている.余裕がある.図書館がなくなる心配はする必要がなくて優秀なスタッフがたくさんいるのだから,もっと全国レベルの仕事をしてほしい」というものです.京大全体として余裕がある(翌日ある方から聞いた「京大は危機感はあるけど危機はないよね」という表現は実にうまいなぁと唸りました)というのは僕も普段から思っていることですが,個人的には現状は目の前のことで精一杯で全学レベルの仕事すら後回しにしている状況なのでごめんなさいという感じ…….

京大の印象として「図書館がたくさんあって,京大の中だけで異動していてもいろいろな経験ができる環境」,「変な図書館,例えば本がまったくない図書館を作っちゃうくらいのことをしてもいい」(Stanfordの事例を意識されて? http://current.ndl.go.jp/e1055)というのも面白かったです.

外から来ると「その大学で権限を握っているプレイヤーは誰か?」が分かりづらいという悩みがあるそうです.スライドの図では書かれてなかったプレイヤーとして「部局の図書委員会も重要」という意見が出ていました.数年前に高橋課長(現・民博)が「京大はよく分からん.工繊大と同じやり方をしていたら変なところでひっくり返される」と愚痴を聞いたことがあったのを思い出しつつ聞いていましたが,こういった大学独自の政治アレコレは引継ぎなどで口伝されていくんでしょうか.

そういえば,昨年川瀬部長をお呼びしたときも「私の理解した将来構想のポイント」という話をしていただきましたが,将来構想は京大の外から異動してきた管理職に京大の現状と課題をコンパクトに伝えるドキュメントになっているんだなと気づきました.将来構想の策定においてこういった使われ方が意識されていたのか分かりませんが.

講演部分は40分程度と(おそらく意図的に)短いものでした.現在は10年スパンの計画を実現していくためのタクシング(taxiing)の時期であると前置きして,「将来構想」の事業目標のうちサービス業務と関わる「図書館サービスの充実」と「利用者の支援」について,今後2年以内に練りあげるべきプラン,5年以内に実行していくべきアクション,とステップを分けて取り上げていました.(詳しくはスライドを見てください.)

テーマの1つ「利用者の支援」については利用者情報リテラシー教育の話を中心に盛り上がりました.印象に残っている意見は「向こうに聞く姿勢がないと聞いてもらえない.利用者のタイミングに合わせて仕掛けていく必要がある」と,「1度や2度のガイダンスで教えたことは忘れてもらってもいい.図書館に来れば教えて貰えるというメッセージを伝えることが大切」の2つです.「図書館ではなく研究室の先輩にいろいろ教わった」という意見を聞いて,研究室で影響力の強い先輩と協力してリテラシー教育をおこなうというアイディアを思いつきました.サブジェクトによって異なる研究スタイルについて学生から学びつつ,そこに図書館員の知識・経験をうまく組み合わせていくことでより実践的なリテラシー教育ができるのではないか.図書館員ではなく,優秀な先輩からゆるい話を聞くというノリです.

このテーマが盛り上がりすぎてしまったので途中でやや強引に「図書館サービスの充実」へ話題を移しました.「文・経・法・教をどうやったらひとつのエリア連携図書館にまとめられるのか?」という話題からスタートして,分類,請求記号,貸出規則などをどこまで統合するかというテクニカルな話になっていきました.そういった細かい話はさておき,部局(図書室)が反対したときにこちら(図書館機構?)はどういった対価を提供できるんだろうか?と考えさせられました.ことさらに全体最適を叫んでも仕方がないのなら何か具体的なメリットを提供しないと話は進まない.それは何だろうか.

相原さんが(「図書館サービスの充実」の部分は)「みんなで決めていける楽しみな部分」と表現していて頼もしく感じたのですが,その楽しさを実現するためには全学の業務分担の在り方を最適化するという辛いフェーズを乗り越えないといけないはず.それについて「どこから手をつけていったらいいのか」と話を振ったところ,参加者から「そのためには人材の適材適所が必要.今はそれができてない」という声や,「将来構想ではどういった職員像が想定されているのか?

今後,図書館職員が教員と張りあって仕事をするためにどういった力量を身につけたらいいか?」という質問が飛び出しました.やはりまずは人事なのでしょうか.

……このようなディスカッションを1時間半おこなったのですが,全然時間が足りないくらいに意見が飛び出して,司会者としては嬉しさ・安心半分,あまりにまとまらなかったらどうしようかという冷や冷や半分でした.このメモではちっともまとめられてません.江上さんが「今日はみんなよく喋った」と言ってましたが,ほんとにそんな感じでしたね.今回の勉強会の狙いは,相原さんに就任直後の初志を語ってもらうことと,元気な若手職員の生の声をたくさん聞いてもらうことでしたが,それらはどちらもそれなりに達成できたかなと感じています.皆さんありがとうございました.あとはこの交流の結果を仕事で活かしていければ最高です.

# ちなみに懇親会は Asian chample foods goya の2階を貸しきって沖縄料理を食べました.

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